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プラド美術館展

プラド美術館展を見に行った。
スペインのマドリードにあるプラド美術館には学生時代に1度、そして結婚後に主人と一緒に訪れたことがある。絵画にさして興味もなく観光気分だった学生時代はさておき、美術館めぐりを目的に渡航した2回目の訪問は格別の思い出だ。本物の絵画たちに感動し、その規模の大きさに打ちのめされた。

そんな経験から、プラド展の開催を知った時には「どうせ行くなら本場がええよなあ~」などと思って、特に行こうという気にはならなかった。本場なんて行けないくせに(笑)
しかし、大阪展の会期が始まったことを思いながらカレンダーを眺めていると、はやり見逃すわけにはいかない気持ちが沸き上がり、家族旅行と相成ったのだ。

出展されているのは一部を除いてあまり有名どころではない作品が多い。プラドの所蔵作品はスペインという国の宝、そうそう他国へ貸し出せるものではないし、そんなことは易々とすべきではないから当然のことだ。
しかしながらプラドの作品は王室のコレクションであることから、作品の知名度には関係なく各作品がそれぞれ王室の歴史を色濃く反映している。
今回『音声ガイド』を借りたのは大正解だった。
展示された81点の中から29点をピックアップして解説されている。
作品が描かれた背景がわかると見方がぐんと深みを増しておもしろくなった。

プラドで一番有名な作品のひとつ「Las Meninas(宮廷官女たち)」で作品の中心に描かれたマルガリータ王女を、ベラスケスの次の宮廷画家が描いた作品が展示されていた。
王室は脈々と続き、宮廷画家は同時期に何人もいて、しかも人事異動を繰り返す。
同じ人物を違う画家が描くという現象が起こるのだ。
マルガリータだけを追いかけて見てみるのも楽しそうだなと思った。

プラドの膨大な作品たちをどのような観点で見るか?
絵画を見るときに画家にこだわるのは普通のことだ。ベラスケスの作品、ゴヤの作品、ルーベンスの作品、という風に。
しかし、今回この展覧会を見て、プラドの作品に関しては画家にこだわるのはあまりおもしろい見方ではないような気がしてきた。
画家よりも描かれたモデルに観点を置いたほうが断然おもしろそうだ。
そんなことを考えたプラド美術館展。
はるばる行ってよかった。ほんとによかった!

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2006.10.07 | Comments(4) | Trackback(0) | Art

コメント

こちらでは初めましてです♪
マドリードのプラド美術館に行かれたことがおありなのですね~!私も一生に一度でいいから行ってみたいです。

>画家よりも描かれたモデルに観点を置いたほうが断然おもしろそうだ

なるほど・・・そんな見方も出来るのですね。観てはいてもそんな視点には気が付きませんでした。

大阪のプラド美術館展の人出はいかがでしたか?
ダリ展も凄い人出でしたがプラド美術館展も凄くて・・・観るのにエネルギーを要しました。
じっくり作品と向き合うことの出来るゆとりが欲しいものですが、日本ではなかなか難しそうです。

2006-10-27 金 18:04:01 | URL | nonkey37 #qz0Z49I. [ 編集]

いらっしゃいませ!!

>nonkey37さん
ようこそいらっしゃいました。コメントまで残して下さってすごくうれしいです。

>私も一生に一度でいいから行ってみたいです。

やっかいなことに、一度行ったらまた行きたくなるのです(笑)
「休みがあったら借金してでもまた行こう!」と決意してはや13年…
気持ちだけは変わりませんが、その時は訪れません(^^;;;

>なるほど・・・そんな見方も出来るのですね。

そういう展示のしかたもおもしろいかなと思いました。
今回は年代を追った展示ではありませんでしたよね。
どこに視点を置くかで作品の集め方も違うだろうなとふと思ったのです。

>大阪のプラド美術館展の人出はいかがでしたか?

非常に心配だったのがそのことでしたが、幸か不幸か、全くの杞憂に終わりました。
地元(ちなみにうどんの国です)で「今日は人が多いなー」と感じる程度でした。
後で大阪出身の義妹が「神戸は何が来てもいつもすごく混んでいるけど、大阪はそうでもない」と言ってました。
同じ関西なのになんででしょうね?
いずれにしろ、ゆっくり見られてよかったです。
東京はいつもすごい人なのですね。
ダリ展にもいらしたそうでうらやましい限りです。

2006-10-31 火 21:26:56 | URL | K2 #Ll8iHUuE [ 編集]

ふたたびお邪魔します

ゆっくり鑑賞できたそうで良かったですね~

>「神戸は何が来てもいつもすごく混んでいるけど、大阪はそうでもない」

思い返してみると、そうかもしれません(大阪出身なのに今まで気が付かなかった・汗)
有名どころの美術展となると、東京はホントいつでも混んでますね。現代美術系はそうでもないですけど(笑)
かなり前ですがラリック展なんかも凄い人でした。ラリックなんか知る人ぞ知るという感じだろうから落ち着いて観れるかと思いきや・・・。
もうすぐ渋谷でエッシャー展が始まりますが、これももの凄い人で溢れそうでちょっと気後れしてます。

ところでHANOI ROCKS お好きだったのですね。
ハノイのライブレポを私も楽天Blogに居たときに書いたのでトラックバックさせていただこうかと思ったのですが、何故か送れませんでした。

遅ればせながら、リンクさせていただきますので今後とも宜しくお願いします♪

2006-11-05 日 13:33:05 | URL | nonkey37 #qz0Z49I. [ 編集]

うれしいです!

>nonkey37さん
度々いらして下さって大喜びの私です(^^)

>思い返してみると、そうかもしれません
>(大阪出身なのに今まで気が付かなかった・汗)

大阪のご出身でいらしたのですね!
私は学生時代の4年間大阪に住んでおりました。

現代美術系は私もあまり行きませんね(苦笑)
東京はそれだけ人が多くて美術愛好家がたくさんいらっしゃるのでしょう。
いろんな催しを見る機会があってうらやましいです。

>ところでHANOI ROCKS お好きだったのですね。

はい!!
実はnonkey37さんのページにお邪魔したのも最初はHANOIつながりなんですよ。
いろんなHANOIサイトをめぐっていて偶然に(^^)

トラックバックの件、ご迷惑かけてすみません。
楽天Blogでのnonkey37さんの記事、拝読しました。
「復活はありえない話だった」とか、「10代の頃から聴き続けていたのにLIVEを見たことがなかった」等々、私の気持ちを代弁して下さっているようなお言葉がたくさんあって胸が熱くなってしまいました。
よろしかったら私のつたないHANOI記事もお読み下さい。
私も喜んでリンクさせていただきます。これからもよろしくお願いします。


2006-11-07 火 12:53:47 | URL | K2 #Ll8iHUuE [ 編集]

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